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全日本実業柔道団体対抗大会

6月13日(土)、14日(日)に宮崎県延岡市で行われた全日本実業柔道団体対抗大会。
この大会の近年の盛り上がり方って、すごくないですか。柔道が好きで観てるんですけど、ホントに可能性しか感じない。
国内や海外で活躍している一線級の、いわゆる「トップ選手」が惜しげもなく出てきて全力で勝負してる1部。
1部まであと一歩というチームから、3部から上がったばかりというチームまでバラエティに富んだ2部。
2部昇格を目指してガチの勝負してるチームから、ホントに柔道が好きで社会人でも続けてて、楽しく真剣にやってるチームまで色とりどりの3部。
女子は1部と2部だけです。
団体戦という魅力
この大会の魅力の一つは、団体戦だということ。
国際大会の団体戦は体重別の男女混合6人戦。各試合で必ず勝敗をつけ、技ありだろうが一本だろうが勝ちは勝ち。負けは負け。
でも、昔ながらの日本の団体戦は「引き分け」がある。「技あり」よりも「一本」に価値がある。
後ろで取ってくれる仲間を信じて、目の前の強豪相手に、たとえ負けても何とか「技あり」で堪える。
前で仲間がとってくれたポイントを全員で守り、目の前の怪獣相手に意地で引き分ける。
柔道は間違いなく個人競技ですが、5人揃った団体戦はとても魅力的なチーム競技です。
プログラムを見てワクワク
トップ選手が真剣勝負する1部はもちろん見てて面白い。でも、2部、3部にはこの大会の違った魅力があるんです。
大会の数日前に公式サイトにアップされるプログラムを見るのがとても楽しみなんです。
学生時代に活躍した選手が「この会社にいたんだ!」って見つけたときの興奮。
高校を卒業した後、大学に進学せずに就職した選手が試合に出てたりするんです。全国的には無名でも、地方の県大会などでは活躍してた選手が、一足早く社会人になって試合に出てると、もう胸アツです。
柔道の可能性を感じるコンテンツ
小学校、中学校、高校、大学と、学生が部活動で柔道に命を懸ける。素晴らしい。とても分かりやすい構図。
学生時代に全てをかけて頑張った柔道ですが、社会人になるとなかなか続けられない現実。
でも、この大会はすごい。1部ではトップ選手がガチで試合して、本気で優勝を狙って、この試合のために頑張ってる。
2部や3部では、トップで競い合うほどのレベルではないが、大好きな柔道を本気で楽しんでいる「若いおじさん」たちがいる。その「若いおじさん」の試合を見て、心を熱くしている柔道ファンがいる。
それが同じ大会、同じ試合場、同じ空間で行われてる。こんな魅力的なコンテンツは他に無いと思います。
