柔道のグランドスラム・バクー大会に出場したリオデジャネイロ五輪男子81キロ級代表の永瀬貴規(22=旭化成)が10日、帰国した。
昨年の世界選手権優勝で海外勢のマークも厳しくなり「研究されていることを感じた。やりづらかった」。それでも、出発前に「リオのために勝っておきたい」と話した通りに優勝し「アウェーで勝てたので、自信がついた」と満足そうだった。女子78キロ超級代表の山部佳苗(25)は「勝ちたかったので、よかった」と優勝を振り返り、3位になった同78キロ級代表の梅木真美(21)は「課題も見つかったので、そこを強化していきたい」と話していた。